物忘れ 遺伝

物忘れの症状は遺伝するのか

物忘れというものは、日常生活をおくっているなかで時々起こることですが、なにか病気の前兆なのではないかと心配になる場合があります。

 

と言いますのも、脳からあらわれる症状のなかには、遺伝が原因だという場合も考えられるからです。ですから、物忘れの症状が起こったときに、これは遺伝からくるものなのではないだろうかと不安になる方が多いことも事実です。

 

しかし、現在の医学では、物忘れの症状が遺伝からくるものであるという証拠は見つかっていませんから、遺伝からくるものであるとは断言できないことも事実です。たとえば、年齢を重ねるにしたがって物忘れがひどくなってくるというケースがありますが、この場合、遺伝が原因であるというよりも、年齢を重ねることからくる脳機能の老化と考えたほうがつじつまが合います。

 

つまり、記憶というものは脳のなかで処理されるわけですが、老化現象が起こることによって、記憶しにくくなるという現象が起こってくるのは避けられません。このような理由から、物忘れの症状があらわれた場合、遺伝が原因であると推定するよりも、高齢などからくる老化が原因であると考えられるわけです。

 

 

しかし、なかには遺伝からくる病気が原因の場合もあります。何らかの病気が遺伝によって引き起こされ、その症状のひとつとして物忘れというものがあらわれるケースもありますので、心配だという方は医師に診断してもらうことをおすすめします。

 

ただひとつ言えることとしましては、物忘れというものは健康な方でもよくある現象のひとつですから、それほど心配する必要はないというのが正直なところです。それよりも、認知機能の低下を疑ったほうが合理的なことは確かです。